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お知らせ

上天草 日々の風景 『山のアトリエで』

4月から移住アドバイザーの担当となりました、吉田です。
昨年の2月に福岡から移住してきました。慣れない土地での方言や地理的なことを勉強中ですが、いわゆる"田舎暮らし"を満喫中で"街暮らし"では経験できなかった畑仕事もはじめています。
そこで、このページでは観光ガイドには掲載されないような場所や文化、人、食材、そして日々の風景をお伝えしていきたいと考えており、これから移住をお考えの方、また移住された方にとって"発見の場"となり、"上天草の魅力"を感じていただく場になればと思っています。

  

 先日、これからの移住者交流会の素材を集めるため、上天草市の南東部に位置する姫戸町へ行ってきました。今回訪れたのは、以前ボランティアの集まりで知り合った山下さんのアトリエです。
定年後の暮らしは趣味を思い切り楽しみたい!との想いでつくられたアトリエは、山の緑に囲まれてとても気持ちの良いところにあり、この日はお孫さんと3人で私達を迎えてくれました。
アトリエの庭では御衣黄(ギョイコウ)や楊貴妃桜(ヨウキヒサクラ)という桜が見ごろをむかえ、ソメイヨシノやヤマザクラしか知らない私には新鮮でした。

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山下さんご夫婦は多趣味な方で、炭焼きや山仕事、独楽(こま)作り、独楽芸、手品、凧作り、釣りなど...をされていて、時々友人やご近所の方が来られては、ゆっくりとした時間を楽しまれているそうです。

そんな趣味を楽しむためのアトリエは、廃材や貰ったものを再利用し、買ったものはほとんどなく自ら建てられたとの事!!トイレが電話ボックスで出来ていたりと遊び心も大切にされていました。

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最近はご夫婦で小学校や老人施設に出向いて、ご主人の独楽芸と奥様の手品などを披露されており、得意な事を地域活動に活かされているそうです。ご主人にはキセルの先で独楽を回す芸を披露して頂きました。

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裏山の間伐材を用いて炭焼きをされています。
特注したという薪割り機を使って、木材を適当な大きさに割っていくのですが、太くて堅い木も難なく割る機械です。

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なんとこの炭焼き釜もご自身でつくられたとの事。
小さい炭屑や灰は、畑の土に混ぜることで土の保水力を高める効果もあるとの事で、近所の農家の方が取りに来られるそうです。また、炭を焼くときに出る煙からは木酢もつくれます。無駄なく利用できて循環する炭はすばらしいですね。

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この日は奥様の手料理を馳走になりました。イタドリ(地域によってはサド・カンポス・スカンボと呼ぶそうです)を甘辛く炒めたものや、畑で採れたセリやシイタケ、タラの芽を天ぷらにした山菜料理は身近なところで採れたものばかりです。"海"というイメージが強い天草ですが山の食材にも恵まれ、海も山も近くてとても豊かなところと感じました。

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次の交流会の内容はどうしようか...。 例えば薪割りや炭焼き体験。
出来た炭を使って料理をするというのはどうだろうか?独楽を作るときにでる桜の屑で燻製作りも良いですね。
外で食べるご飯は美味しいし、こんな体験は田舎でしかできないですよね。

 

この日は子供の頃に体験したことを思い出し、懐かしくも新鮮で刺激の多い日でした。

素材集めも始まったばかりです。今後も上天草市の面白い情報や素材を求めて活動していきますので、よろしくお願いします!