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お知らせ

上天草 日々の風景 『ワカメのこと』

こんにちは、移住アドバイザーの吉田です。

先日、ワカメを干すところに立ち会うことができました。
場所は大矢野地区の西に位置する鳩ノ釜(はとのかま)という地区になります。
このところの天草地方は晴天が続いており、とても爽やかで気持ちが良いです。

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ワカメが採れる時期は、3月初旬頃から4月の末頃までの約1ヶ月半の間で、この時期になると海岸近くではワカメを干す作業が多くみられます。周辺にはワカメからの磯の香りが漂い始め、"春の訪れ"を感じます。

天草地方にはワカメの養殖業をされている方もいますが、住民の方が食卓用として天然のワカメを採っている方もいらっしゃいます。この日は近くに住む漁師さんが天然のワカメを干されていました。量も少ないのでお土産用にされるとのことです。

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 道路脇の空きスペースを利用して、棒を等間隔に立てた後に、紐で棒を繋いでいきます。手作りされたフックにひとつひとつワカメを掛けていく作業で、隣りどうしが重ならないように干していきます。日差しに透けるワカメがとてもきれいでした。

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採れ始めのワカメは、とても軟らかく、茹でると鮮やかな緑色に変わります。
また、この頃のメカブ(ワカメの根元部分)は、茹でた時のぬめりと粘りが凄く、細かく刻んでからご飯にのせていただくと、とても美味しいです。
採れたての生ワカメを食べることができるのは、海がきれいで漁場が近いお陰だと思います。

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 ■細切りにした茎部分             ■メカブ(ワカメの根元部分)

家のご近所では、細切りにした茎と、メカブ(ワカメの根元部分)を天日干しをして、保存食をつくっていました。たくさん採れるとご近所に分けたり、保存食を作ったりと昔ながらの文化が今も残っていて、こういった保存方法や食材の活かし方を若い人にも伝えていってほしいと思います。